株式会社パインフィールド
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PineField

新たなるフィールドを目指して(2006年9月30日)

 すさまじい勢いで加速するIT社会で私たちはいま何を求めようとしているのか、いまもなお劇的に変化しているインターネットビジネスに象徴されるようにその答えさえも常に進化し続けています。 
 その一方であふれんばかりの情報量の渦の中で真に必要なものを選択する術さえ失いつつある情報化社会、私たちは正に混沌とした状況に置かれているのです。
 情報をコントロールし、必要な選択枝を提供できることが今後のビジネスにもっとも必要となってきます。
 私たちはコンピュータシステムのこれからのあり方を計画と実践を通して常に学んでいかなければいけません。
 情報化社会に必要なものは何かを考え提案できる企業でありたい、そのために優れた技術力と経験豊かなスタッフがいます。私たちはお客様のためによりよいシステム開発を進めます。

今後の展開に向けて (2007年5月23日)
 創業してはや数ヶ月が経ちました、営業周りもそこそこに3ヶ月の名古屋出張やオフショア案件の協力など起業当初から忙しい毎日を送る羽目になりましたが、会社員時代よりもなぜか充実した毎日を送っているように感じています。
 ここに来てようやく会社の将来に向けての時間が持てるようになってきたこともあり事業規模の拡大に向けて、まず意欲のある人材を確保しなければと強く感じています。
 単なる会社の歯車としての生き方に飽き足らない方、技術者としての自分の能力にさらに磨きをかけたい方、目指すものは人それぞれ違うでしょうが、そんな人間同士が同じ目標を共有して会社を動かしていくっていうのも面白いんじゃないかなと思い始めています。
 もちろん目標を共有するということ自体簡単ではないでしょうし、時にはぶつかり合いもあるかもしれません。それも人間的でいいんじゃないでしょうか。
 一番いやだなと思うのは言いたい事もはっきりいえない環境とか人間関係でしょうか、相手にとって嫌な事も言わなければいけないときにきちっと言えるのは信頼関係あってのこと、とっても大事なことのひとつですね。

作り上げた製品への思い (2008年4月23日)
 最近のように開発期間が短いシステム開発に携わっている若い方たちを見ていると、果たして自分たちが作ったものへの愛着というか思いというのをどれほど持っているのだろうかとついつい感じてしまいます。
 もちろん思いが強ければいいと言うわけでもありませんが、仕事としてやっていく以上優れた製品作りへのこだわりというか執着心がもっとあっても良いように感じるのは単なる私の思い過ごしなのでしょうか。
やれ製品の信頼性を高めるにはこんな手法を使うとかスケジュールを守るためにはこんな管理法を取らねばとか、そういったプロジェクトの運営手法に振り回されるよりも(もちろん否定するわけではありませんが)技術者個々のモチベーションをいかに維持することが大事であるのかをマネージャとしての経験でも実感しています。
 長く同じ製品開発に携わっているとどうしてもその製品に対しての思いというものが強くなっていくものです。
そういったもの作りの楽しみをもっと多くの若い技術者に経験してもらいたいと常々思っています。
そんなこだわりこそが、商品を利用していただけるユーザの皆さんにとってもきっと満足していただける結果につながると思うのです。

百年に一度と呼ばれる不況に際して (2009年10月12日)
百年に一度と呼ばれる不況が日本だけでなく世界中を翻弄しています。当社も例外なくその波に飲み込まれていますが、同様に多くのフリーエンジニアの方々が就業の道を探し続けていらっしゃいます。  いずれは活況を取り戻していくのは間違いないでしょうが、いつまで続くのかと言う不安が募るのは仕方の無いことでしょう。 それにしても日本の基幹産業を支えてきたソフトウェア業界と言うものが、これほどにも脆く危ういものであったのかと実感せざる得ないような状況が続いています。  特に組込系といった細かな制御技術は大手メーカがこぞって海外移転を進めていると聞きます。ハードウェアだけでなくこういったソフトウェアの分野でさえも、もう日本で生み出していくのは難しいと言うのでしょうか。  長年この業界に携わってきた者としては残念でなりません、日本のもっとも得意な分野としてこれまで成長してきた産業ではなかったのでしょうか。  政権交代といった大きな変動も起こりました、できるならこのような経験を教訓にしてこの業界のあり方を未来に渡ってどうあるべきかを真剣に考え若い方々にも夢のある産業として誇れるような道筋を作って行きたいものです。

これからのIT業界 (2012年8月15日)
ロンドンオリンピックが閉会し、これからまたパラリンピックが開催されます。新聞によればロンドンというのはパラリンピックの発祥の地でもあるそうです。 またまた日本人選手の...いやいや障がいを持ちながらも晴れの舞台に出場される選手の皆さんの活躍を期待したいと思います。 久しぶりのページ更新となってしまいましたが、その間あまりにもいろいろなことが日本国内でも発生しました。 東日本大震災では大津波の様子がマスコミやネットを通じて、ほぼリアルタイムで流されましたが、今でもその悲惨な光景が脳裏に焼き付いて離れません。 同時に発生した原発事故による放射能被害...安全神話という言葉がむなしく胸に残ります。単に電力会社1社の責任ということ以前に人類のおごりというものを 痛感せざる得ない事故でした。 翻って世界に目を向けるとギリシャの経済破綻がヨーロッパ各国を巻き込んで世界経済全体の足を引っ張っています。 ここ日本でも年初には不況を脱出できそうな兆しが見えかけていましたが、急激な円高による製造業の不振がまたしても株価の下落を誘っています。 それでもIT業界に限れば少しずつ改善の兆しが見えてきたようです。やはりスマートフォンなど新しい端末の流行や、 長い不況の中で、こういうときにこそ戦略的にITによる力をビジネスに生かしていきたいという経営層の思考転換も大きいように思います。 これからは如何に未来型ビジネスの形を想像し、システムに反映できるかが企業の命運を左右する大きなカギとなるような気がします。 願わくば当社もそのような期待に満ちた要望を実現し、未来志向のビジネスのお役に立てるようなシステム作りに携わっていきたいものです。

 
 

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